2025年3月25日

はじめに
毎日使う歯ブラシを、「まあこれでいいかな」と、なんとなく選んでいませんか?
実は、ご自身に合った歯ブラシを使って歯を磨くことが、むし歯や歯周病を防ぐ為に、とても重要なポイントになります。
市販の歯ブラシには、さまざまな形や種類がありますが、「どれを選べば良いのか分からないために、取り敢えずこれかな」と選ばれる方も多いかもしれません。
今回は、プロが教える「失敗しない歯ブラシの選び方」と題しブログでご案内します。
歯ブラシ選びが大切な理由とは?
歯みがきは毎日しているのになんでむし歯にもなるし、歯医者で歯周病です。と言われるのだろう、、
そのような方は、歯ブラシの選び方が少しだけ違うのかもしれません。
ご自身の歯に合わない間違った歯ブラシを使っていると、、
❌ 磨き残しが多くなる(むし歯・歯周病の原因)
❌ 歯ぐきが傷ついてしまう(歯ぐき下がりの原因)
❌ きちんと汚れを落とせない
正しい歯ブラシを選ぶことができれば、少ない力でもきちんと汚れを落とし、歯ぐきを傷つけることなくしっかりケアできます。
歯ブラシを選ぶ5つのポイント
1. 毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」を選ぶ
歯ブラシの毛の硬さは、主に「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類があります。
歯科医院としておすすめなのは「ふつう」または「やわらかめ」
「かため」の歯ブラシは、歯ぐきを傷つける可能性が高いため、歯科医師や歯科衛生士はあまりおすすめしていません。
「やわらかめ」は、歯ぐきが腫れている人や、知覚過敏の方にも、おすすめです。
2. ヘッド(ブラシの部分)は小さめ
歯ブラシのヘッドが大きすぎると、奥歯や細かい部分に届きにくく、磨き残しが増えます。
小さめのヘッドを選ぶと、奥歯までしっかり届きやすいです。
「一度にゴシゴシとたくさん磨けるから」と大きなヘッドを選ぶ方もいらっしゃいますが、しっかり細かく動かせる小さめのヘッドの方が効率的です。
※歯医者さんによって、考え方は異なるかもしれません。
3. 毛先は「ラウンドカット(毛の先端が丸い)」がおすすめ
毛先の形状には、「ラウンドカット(丸い)」「フラット(平ら)」「極細毛」などがあります。
おすすめは「ラウンドカット」です。
歯の表面を均一に磨けて、歯ぐきを傷つけにくいのが特徴です。
歯周病が気になる方は「極細毛」も良いです。
歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に入り込みやすいので、歯周病予防に適しています。
4. 持ちやすいグリップ(歯ブラシの持ち手の部分)を選ぶ
歯ブラシの持ち手(グリップ)も意外と重要です。「 軽くて持ちやすい形のもの」
「力を入れすぎないように、適度な太さのもの」がおすすめです。
特に、グリップが太めのものは、力を入れすぎるのを防ぎ、適度な圧で磨きやすくなります。
5. 電動歯ブラシを使うのも◎
手磨きが苦手な方や、より効率的に磨きたい方には「電動歯ブラシ」もおすすめです。
✅ 手磨きよりも効率的にきちんとプラーク(歯垢・しこう)を除去できる
✅ 軽い力で磨けるので、歯ぐきを傷つけにくい
✅ 忙しい方でも短時間できちんと歯のケアができる
「普通の手磨き、歯ブラシでしっかり磨けているか不安…」という方は、電動歯ブラシを検討してみるのもよいでしょう。
歯ブラシの交換時期も重要
どんなに良い歯ブラシを選んで、きちんと歯磨きをしていても、毛先が開ききってしまった歯ブラシでは、汚れをしっかり落とすことはできませんし、ブラシの部分に雑菌も増殖しています。
✅ 歯ブラシの交換目安は「1ヶ月に1回」
✅ 毛先が開いたら、すぐに交換
また、風邪やインフルエンザなどにかかった後は、新しい歯ブラシに交換することをおすすめします。お財布ともご相談をしながら、できれば早めの交換を心がけましょう。
まとめ
歯ブラシ選びは、歯の健康を守るための第一歩!
✅ 毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」の歯ブラシ
✅ ヘッドは小さめを選び、奥歯までしっかり届くもの
✅ 毛先は「ラウンドカット」or「極細毛」の歯ブラシがおすすめ
✅ グリップは持ちやすく、力を入れすぎない歯ブラシを選ぶ
✅ 電動歯ブラシを活用するのも◎
✅ 歯ブラシは1ヶ月に1回交換する
「なんとなく選んでいた」という方も、今日からご自身に合った歯ブラシを見直してみてはいかがですか。当院では、歯科衛生士による歯ブラシ選びのアドバイスも行っています。お気軽にご相談ください。
皆さんの、歯ブラシの時間が楽しく、すっきり爽やかな有意義な時間となりますように。