矯正歯科
矯正歯科
矯正歯科とは、歯並びや噛み合わせを整える治療です。歯並び、噛み合わせを改善することで、審美性を高めるだけでなく清掃性も高まり、むし歯や歯周病のリスクも軽減できます。それにより、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。
また、前歯で食べ物をしっかりと噛み切ることや、奥歯で食べ物を噛み砕くこと。発音障害を改善すること。人前で思いっきり笑えること。これらのような、噛む。話す。笑う。という生活するうえでとても大切な機能の改善にも繋がると考えております。
当院の矯正治療は、矯正専門医が行い、子どもの矯正から大人の矯正まで対応しております。まずはご相談ください。
矯正治療は費用や期間を要するため、歯科医院を選ぶ際に費用や通い易さで選ぶ方も多いと思います。しかし、矯正治療は非常に高度な技術や経験値を必要とします。そのため、歯科医師の技量によって結果が左右されることも珍しくありません。矯正治療をうける際には専門性の高さで歯科医院を選ぶことをおすすめします。
矯正のみに特化した歯科医院では、むし歯や歯周病の治療では別の医院へ行くよう指定されますが、当院では院長と矯正専門医が連携し治療を行っております。
当院には、一般歯科医院ではあまり導入されていないセファログラム(頭部エックス線規格写真)を撮影する設備が備わっています。必要あればCT撮影も行い、より詳しく骨格の状態を調べることが可能です。精度の高い治療には事前の精密検査が必要不可欠です。十分なデータを基に治療計画を立て、最良の治療を行えるよう努めております。
矯正治療を受ける方は外見を良くすることを希望されることが多いです。もちろん美しい仕上がりを目指しますが、美しさと同じく心がけているのは嚙み合わせの改善がすごく大切だということです。噛み合わせのズレや不調和から生じるトラブルを改善し、歯の寿命を延ばし、見た目も噛み合わせも両立する矯正治療で健康的な美しさを目指しています。
小児矯正は、お口周りの筋肉や舌を鍛えながら正しい歯並びを目指すことを目的とした治療です。歯並びを悪くしている口呼吸や指しゃぶりなどの悪い癖を改善し、正しい口腔機能の発育をサポートします。
小児期に矯正治療を行うことで、顎の成長コントロールを行い永久歯が生えるスペースを確保することが可能となります。
小児矯正は一般的に3~4歳から開始できます。
お子様の歯並びが気になったら早めにご相談ください。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法で歯を動かしていきます。お口の状態が健康であればいつからでも矯正治療は始められます。
見た目や機能の改善を行いたい方はいつでもご相談ください。
金属ワイヤーブラケット
歯の表面に金属性のブラケットを接着する、一般矯正(唇側矯正、頬側矯正)に使用されるもっともオーソドックスな装置です。
メリット
デメリット
審美ワイヤーブラケット
金属ブラケットの審美的に劣るという欠点を補うために作られたブラケットです。
メリット
デメリット
マウスピース矯正
透明で薄いマウスピースを使用するため、口を開けた時に装置が目立つ心配がありません。取り外しできるため、食事がしやすく歯磨きもできるため口腔内の衛生面でもメリットがあります。
症例によっては適応外の場合があります。
矯正相談(初回相談無料)
現在歯並びについてご不安な点やご希望をお伺いします。
お口の状態、治療の流れ、期間、料金などについてお話しいたします。
精密検査、資料採取
現在の状態を診断するための資料(歯型、レントゲン写真、口の中の写真など)を採取し、検査します。
診断
検査結果をもとに、不正咬合を診断します。治療方針、治療期間、通院の頻度、費用を決定し詳しく説明いたします。
動的治療
乳歯と永久歯の混在する時期の矯正治療です。骨格を矯正する装置を装着します。
永久歯に生え変わってから行う矯正治療です。大人とほぼ同じ治療方法になります。
主にブラケットを装着して歯列全体を整えます。
保定(動的治療終了後)
動かした歯が、後戻りしないように安定させる装置を作成します。通院頻度は減りますが、数年の期間を必要とすることもあります。
原則何歳でも矯正治療はできます。
10代の場合、骨の代謝が活発であり、治療期間が成人より短くすることがあります。
逆に40代50代になると骨は皮質骨(骨の硬い部分)が多くなり、歯の移動が遅くなる傾向があります。
また、10代では歯周病になるリスクは極めて低く、歯の移動に適した年齢といえます。
成人では、歯の清掃不良により歯周病になるリスクがあるため、矯正治療中に定期的な歯肉のメンテナンスが必要になります。
相談に関しては、特に年齢制限はありません。心配なこと、気になることがあれば何歳でもご相談ください。
相談で、まだ矯正治療が早いお子様は半年に一度の無料検診を行い、矯正治療したほうがよい時期の検診を行っています。
ご高齢の方の場合、歯の周囲の骨が吸収し、その状態によっては矯正歯科を行うことで逆に歯を失うリスクになる場合もございます。そのような場合は初診相談で矯正歯科治療のリスクについてご説明させていただいております。
お子様の場合、顔の骨格が変化していく時期にしかできない矯正治療というのがあります。
とくに、受け口は下顎の過度な成長によって起こることが多く、小児の時期から受け口の予防をすることで下顎の過度な成長を抑制できる場合があります。出っ歯の場合も、下顎が小さいことで出っ歯にみえてしまう場合があり、その場合下顎の成長を促します。
成人の場合、顔の骨格の変化はほぼなく安定しているので、その骨格に合わせて歯並びを整えていきます。その場合、著しい受け口など顔の骨格に過度の変形などがある場合は、顎の形を修正する手術を併用して矯正を行っていきますが、ほとんどの方が手術なしで矯正治療のみで適切な歯並びにできます。
歯を支えている歯の周囲の骨(歯槽骨)は成人になると原則大きさは変わりません(特殊な外科的処置をした場合を除く)。基本的に、その歯槽骨の中に歯は並ばないと歯は長持ちしません。出っ歯やでこぼこの歯並びでは、全ての歯を無理に並べるとその歯槽骨から歯がとびでてしまい、歯の寿命を短くしてしまう場合があります。そのような場合、抜いてもほぼ支障のない歯を抜歯して、矯正治療を行います。
一般に口腔内は皮膚に比べアレルギーはでにくいと言われていますが、金属アレルギーがでる可能性はあります。その場合は、メタルフリーの装置もしくは金属アレルギーがでる可能性が極めて低いチタン製の装置を用いて治療を行ってまいります。すでに金属アレルギーをお持ちの方は十分注意が必要なので、事前に必ずご相談ください。
治療内容によって大きくかわります。小児の時期の補助的な装置であれば3万円程度の場合もあります。
目立たない裏側矯正装置などは90〜110万円かかります。
初診相談を受けていただき、患者様のご希望と口腔内の状況を確認すると詳しくお伝えできます。
骨格に変形があり、顎の形を修正する手術が必要な方の矯正は保険が適用になります。
口蓋裂などの厚生労働省が定める疾患の場合に保険が適用になります。
矯正治療は医療費控除の対象になります。領収書を保管していただき、確定申告の際に提示してください。
食事が可能ですが、個人差があります。初日は柔らかめの食べ物をおすすめいたします。
個人差がありますが、日常生活を行える程度の痛みで、激痛になることはありません。
たいていの方が2〜3日でほぼなくなります。
ほとんどのスポーツが可能ですが、口元を強くぶつける可能性のあるスポーツは注意が必要です。ラグビーや格闘技をする場合には、必ず一度ご相談ください。部活などで、楽器を演奏する場合、最初は演奏しづらいと感じることが多いようですが、大概の場合なれてきます。仕事や学業などで、本格的に楽器を演奏する方は事前にご相談ください。
発音や食事のしづらさはたいていの場合1週間程度で緩和され、気にならなくなります。
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