2025年12月01日
こんにちは。千葉県流山市の歯医者 やぎ歯科クリニックです。
お子さんの歯並びについて、「矯正は必要なの?」「まだ様子を見ても大丈夫かな?」と悩まれるお母さん、お父さんはとても多いです。特に千葉県流山市は子育て世帯が多く、日々の子育ての中で“歯並びの心配”はよく耳にするご相談の一つです。
本記事では、
「小児矯正を考えるお母さん、お父さんのリアルな気持ち」
「小児矯正のメリットとデメリット」
「実際に何歳から矯正を始めるのが良いの?」
「医療費控除は使えるの?」
「当院が大切にしている小児矯正の考え方」
を分かりやすくお伝えします。
「子どもの矯正をするか迷っている」「いつからうちの子の矯正をはじめさせれば良いのだろう」と感じている方に、判断材料としてお役に立てれば嬉しいです。
お母さん、お父さんが不安になる3つのポイント
①「本当に今、矯正が必要なの?」という迷い
子どもの歯並びは成長によって変わるため、矯正が必要なのかどうか判断しづらいものです。
・少しガタガタしている
・永久歯が生えるスペースが狭そう
・口呼吸が気になる
こうした“気になるサイン”があっても、「様子をみてもいいの?」「早く始めた方がいい?」と迷われる方は多いです。
②費用面の心配(医療費控除は使える?)
「高額な治療では?」という不安は当然です。
小児矯正は成長に合わせて治療を進めるため、一般的な矯正より期間が長くなることもあります。
医療費控除については、「歯並び改善を目的とした審美目的の矯正」は対象外ですが、成長発育を助ける目的で行う小児矯正は、対象となる場合があります。
やぎ歯科クリニックでは、必要に応じて医療費控除の考え方もご案内しています。
医療費控除についてはこちら⇩
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm?utm_source=chatgpt.com
③子どもが治療を嫌がらないか心配
「装置をつけるのが嫌がりそう」
「通院を面倒がりそう」
など、お子さんの“気持ち”を心配されるお母さんはとても多いです。
当院では初回相談の時点で、お子さん自身が「何のためにやるのか」を理解できるよう、年齢に合わせた説明を行い、負担を最小限にした治療を心がけています。
小児矯正は“見た目のため”だけではありません
小児矯正の最大の目的は、
「成長する力を利用して、将来の歯並びやかみ合わせを整えやすくする」
という点にあります。
●メリット
・永久歯がきれいに並ぶスペースを確保できる
・将来の本格矯正が不要になる場合もある
・顎の成長を整え、口呼吸・いびき・姿勢の改善につながることも
・むし歯・歯ぐきのトラブル予防にもつながる
特に、「子ども 矯正 何歳から」というネットでの検索が多いように、開始時期の判断はとても重要です。
一般的には 6〜10歳 の混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざる時期)が第一段階の矯正を始める最適な時期と言われています。
ただし原因が、、
・指しゃぶり
・口呼吸
・舌のクセ
など生活習慣にある場合もあるため、一概に年齢だけでは判断できません。
やぎ歯科クリニックの小児矯正の考え方
①「なぜ歯並びが悪くなるのか?」を最初に確認する
歯並びは結果であり、原因は、、
・顎の成長
・舌の使い方
・口呼吸
・姿勢
など、全身の発育とも深く関係しています。
原因を見つけずに装置だけつけても、根本改善にはつながりません。
②子どもが“自分で続けられる”治療を選ぶ
装置の種類はさまざまですが、
・痛みが少ない
・外せる装置
・学校生活に影響が少ない
など、お子さんに合わせた治療方法をご提案します。
③お母さんの不安を解消する丁寧な経過説明
写真記録や経過チェックをこまめに行い、治療の進み具合や今後の見通しを分かりやすくお伝えします。
小児矯正を考え始めるタイミングのチェックポイント
以下の項目に2つ以上当てはまる場合、早めの相談がおすすめです。
✅前歯がガタガタしている
✅口がぽかんと開いていることが多い
✅食事のとき、噛む力が弱そう
✅いびき・口呼吸がある
✅乳歯がなかなか抜けない
✅永久歯が変な場所から生えてきた
早期相談のメリットは「治療をすぐに始められること」ではなく、“適切なタイミングを逃さないこと”です。
まずは「知ること」から。不安なままで過ごさないよう、、
小児矯正は、
・急がなければいけないケース
・まだ様子をみて良いケース
の両方があります。
大切なのは、「正しい情報を知ったうえで、納得できる選択をすること」です。
やぎ歯科クリニックでは、子育て世帯の方々が相談(お悩みを解決する)や治療に対してポジティブになっていただけるよう、無料カウンセリングを行っています。
最後に:矯正を考えるすべてのお母さん、お父さん、保護者の方へ
お子さんの歯並びに悩んでいるのは、「きれいな歯で、自信をもって成長してほしい」という、お母さん、お父さん、保護者の方の優しさの表れです。
小児矯正は、ただ歯並びを整える治療ではなく、将来のむし歯・かみ合わせトラブルを防ぐ“予防医療”としての大きな役割があります。
そして、小児矯正を検討する過程でも、“定期的に歯医者へ通い、歯並び・むし歯・お口の成長を見守る習慣”は、お子さんの一生の財産になります。
気になることがあれば、いつでもやぎ歯科クリニックへご相談ください。