口腔機能の発達不全について(口腔機能発達不全症)|流山市三輪野山の歯医者|やぎ歯科クリニック|土曜診療

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口腔機能の発達不全について(口腔機能発達不全症)

口腔機能の発達不全について(口腔機能発達不全症)|流山市三輪野山の歯医者|やぎ歯科クリニック|土曜診療

2025年9月02日

こんにちは。千葉県流山市の歯医者 やぎ歯科クリニックです。

お子さんの食事中に「食べこぼしが多いな…」「よくむせてしまう…」「口をポカンと開けていることが多い」など、気になることはありませんか?

こうした症状は「口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)」という状態の可能性があります。

近年注目されているこの症状は、放っておくと将来の歯並びや発音、姿勢、さらには全身の成長にも影響することがあるため、早めに気づいて対処することが大切です。

今回は、流山市周辺で「口腔機能発達不全とは何?」と調べている親御さんに向けて、その特徴や原因、歯医者でできる対策についてわかりやすくご紹介します。

流山市でも増えている「口腔機能発達不全」とは?

口腔機能発達不全症とは、食べる・飲み込む・呼吸する・話すといった「お口の基本的な働き」が年齢に応じて十分に発達していない状態を指します。

本来、子どもは成長とともに自然に口腔機能が発達していきますが、生活習慣や癖、筋肉の使い方に偏りがあると発達がスムーズにいかないことがあります。

口腔機能発達不全のサイン|流山の歯医者にも多い相談内容

流山市の歯医者でも、以下のような相談が増えています。

・食べこぼしが多い

・食事中によくむせる

・口呼吸をしている

・発音が不明瞭(サ行・タ行などが聞き取りにくい)

・口を閉じにくい、ポカン口

・姿勢が悪い(猫背、首が前に出る)

これらの症状は一見「子どもの癖」と思われがちですが、実は口腔機能の未発達が関わっていることがあります。

流山市の子どもにも多い?口腔機能発達不全の原因

原因は一つではなく、さまざまな要素が関係しています。

口呼吸の習慣

 鼻炎やアレルギーで鼻が詰まりやすいと、口呼吸が習慣化してしまいます。

□やわらかい食事中心の生活

 柔らかい食べ物が多く、あごをしっかり使う機会が減少しています。

□指しゃぶりや頬杖などの癖

 長期間続くと、歯並びや嚥下機能に影響します。

□姿勢の問題

 スマートフォンやタブレットの使用時間が長いと猫背や首の前傾姿勢になりやすく、口腔機能にも悪影響を及ぼします。

口腔機能発達不全を放置するとどうなる?

軽い症状だからと放置してしまうと、将来的に以下のような問題につながることがあります。

・歯並びやかみ合わせの悪化

・むし歯や歯周病のリスク上昇

・発音や言葉の発達の遅れ

・集中力の低下(口呼吸による酸素不足)

・全身姿勢のゆがみ

流山市の歯医者でできる「口腔機能発達不全」サポート

やぎ歯科クリニックでは、口腔機能発達不全症に対して以下のような取り組みを行っています。

・口腔機能のチェック

 食べ方、飲み込み方、発音、呼吸の仕方などを確認し評価します。

・MFT(口腔筋機能療法)

 舌や唇、頬の筋肉を正しく使えるようにするトレーニング。遊び感覚で取り組めます。

・生活習慣のアドバイス

 食事内容の工夫や姿勢の改善など、家庭でできる工夫をサポート。

・必要に応じた専門医との連携

 耳鼻科や小児科との連携により、鼻づまりやアレルギーといった背景の問題も解決へ。

ご家庭でできる「口腔機能発達不全」予防習慣

◎よく噛める食材を取り入れる(根菜類、肉類など)

◎食事中は正しい姿勢を意識する

◎テレビやスマホを見ながら食べない

◎鼻呼吸を意識させる

◎シャボン玉や風船遊びで口・舌を鍛える

まとめ 〜「食べこぼし・口呼吸」が気になるお子さんは歯医者へ〜

口腔機能発達不全症は、「食べこぼしが多い」「口呼吸をしている」など、日常のちょっとした気づきから分かることがあります。

「うちの子も当てはまるかも…」と感じたら、ぜひ一度歯医者にご相談ください。

流山市のやぎ歯科クリニックでは、お子さんの成長に合わせたサポートを行っています。 気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

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